どうやって採ってるの?

蜂蜜の糖度があがっておいしくなったらミツバチは巣穴に蓋をして保存します。この蓋ももちろん蜜蝋でできています。はちみつをしぼる時、この蓋をナイフで削いで中の蜜を取り出すのです。

「むだ巣」も利用します。
ハチを飼っている方からすると巣箱の外に作られては、蜂蜜を取るのに不便なのでこれらを「むだ巣」と呼び、撤去します。
長年ミツバチが使用した巣はプロポリスなどがまざって茶色っぽくなりますが蜜蓋やむだ巣は白っぽく不純物も少なくてきれいです。これらを集めて、精製します。
温水で洗って不純物を沈殿させ,蜂蜜などの水溶性の成分を溶かし出します.これを徐々に冷却して固め,取りだして自然乾燥させます。
融 解したろうに活性炭などを入れ,加熱・加圧してフィルターを通します.細かなゴミや花粉,色素などが活性炭に吸着され,またフィルターで漉し取られます。 はちみつのような甘い香りがして黄色っぽいものはこの段階の蜜蝋です。この後脱臭・脱色すると白い精製みつろうができあがります。蜜蝋は色々なものに使われています。

精製の度合いや花粉の種類などによって、色はもちろん香りも違います。